こんにちは、ヒデリックです。
「海外で働きたいけど英語ができないし…」
「英語ができないのに海外勤務を命じられた」
そんな不安を抱えて海外に行こうとしている方に少しでも勇気を持って海外に出発できればと思いこのブログを書いていきます。
実際、海外で働くとなると英語力はある程度ないと仕事になりません。
ヒデリックが海外勤務をした際に正直英語力のない上司がいました。
しかし、英語ができなくても仕事は成立していました。(正確には成立させていたという方が正しいかもしれません)
このブログでは、その英語力のない上司のエピソードを交えながら、どうやって英語力がないのに仕事を成立させていたかを紹介します。
こんな人に読んで欲しい
・英語ができないのに海外勤務を命じられた
・英語ができないのに、海外出張に行かされる
・英語ができない人がどうやって海外生活を乗り切ったか知りたい人
海外勤務〜英語ができない上司N〜
1、英語力のない上司
ヒデリックは旅行会社時代に海外勤務を経験しました。
https://hiderick.com/workoverseas/
この上司はヒデリックよりも2年前にこの地に来ていました。
ヒデリックをはじめ、日本から来たスタッフが不安そうに仕事始めをすると・・・
「英語もすぐになれるよ」
2ヶ月後に別部署に移動するまでは、直属の上司として教えてもらいましたが、すぐに英語ができないことに気付きました。
実際、ヒデリックたちの業務は日本から来るお客様の対応がメインで、ほとんどのお客様が日本人でした。
そのほか、韓国人やロシア人なども対応することもあります。
しかし、現地のスタッフや関係各社(航空会社やホテル、オプショナルツアー会社)は現地のスタッフがほとんどなので、英語は必須ですが、イレギュラーなことが起こらなければ、英語も定型文を使います。
しかし、イレギュラーなことが起こる時は英語力が必要となります。
では、この上司Nさんはどうやって海外生活を乗り切ったかを紹介していきます。
2、英語力のない上司の海外で乗り切る方法
①英語を使わない仕事をする
業務は多岐に渡るのですが、お客様の多くは日本人です。
なので、接客は英語を使う必要がなく、日本語で対応ができます。
また、日本の旅行会社とのやりとりや報告などもこの上司がやっていました。
そして、現地のスタッフに英語を使う仕事をやらせていました。
②日本人を見つける
①の方法を使えば、メイン業務は日本語でおこなえるのですが、それ以外は英語を使わなければいけません。
例えば、クレームが発生した時。
こちらは、英語の定型文だけではなかなか対応が難しいことも多いです。
そんな時、こちらの上司は「○○さんいますか?」や「日本人スタッフいますか?」と挨拶の次に尋ねます。
これによって、日本語で説明ができ、日本語で回答がもらえます。
さらに、日本人のおもてなし精神で細かな対応をしていただけることもあります。
1回対応してもらうと2回目以降は○○さんと指名で連絡するので、逆にNさん指名で連絡が来ることもあり、仕事を自分で増やすこともありました。
しかし、Nさんは仕事を降るのは上手だったので、そういう仕事は部下にやらせて、報告だけするという方法をとっていました。
③日本語のできるローカルスタッフを使う
現地スタッフの中には日本人対応の部署で日本語のできる現地人スタッフがいます。
英語の対応が入ってくる場合は、この日本語のできる現地人スタッフに任せます。
そのほうが実際にスムーズに仕事が進むことがあります。
例えばクレーム対応も日本人スタッフが出て行った方がいいこともありますが、現地のスタッフが明るく「ごめんなさい」で笑って許してもらえたりすることもあります。
3、英語力がないことで失敗する上司
先ほどの章では英語力がなくても乗り切っていた方法をお伝えしましたが、ここでは英語力がないことで失敗したエピソードを紹介します。
①日本食レストランにて
とある日本食レストランに食事に来た上司Nさん。
注文したものは、天ぷら御膳。“Tempura please”
何かを聞かれ“Tempura!”と返すNさん。
確認をする店員さん。
” I say Tempura!!”と返すNさん。
” I repeat 3 time”と怒り気味のNさん。
運ばれてきたのは、天ぷら御膳とセットの天ぷら。
このレストランでは、セットに天ぷらか刺身かを選べるのですが、Nさんは天ぷら御膳にセットの天ぷらをつけていました。
店員さんが確認していたのは、天ぷら御膳を頼むのに、セットも天ぷらでいいのかということでした。
② “ON”使いがち
現地の店舗のすぐ横に事務所があり、人がいない時は事務所で仕事をします。
監視カメラの映像があるので、来客があった場合は事務所から出て、接客に向かいます。
するとNさんが “On the customer!!”と大声で叫んだ。
現地スタッフは “What!?”とお客様の上に乗るNを想像したのだろうか、爆笑。
誰も笑って対応しないから、N自ら接客に向かいました。
また、異動して別の事務所から電話をしてきてこう言いました。
“(上司) N on the desk? OK?”
“机に乗っちゃダメだよ笑”と現地スタッフは答えました。
通じなかったから、ヒデリックが電話をかわりました。
机の上に資料があるからそれを確認して、Nのいる事務所にくるときに持ってきて欲しいという意味だったようです。
③英語ができないのに通じないとキレる
先ほどの天ぷらやオンザデスクもそうですが、Nさんは英語力がないのは自覚はあります。
しかし、伝わらないのは受け取る側にも問題があるとまで考えているかどうかはわかりませんが、態度を見ているとそんな気もしました。
伝えようという気持ちが大事で、発音や文法を気にしていたら話せないので英語を話すときは気にせず話すことが大事なのだとNさんから学びました。
意識しないとついつい【3単現のS】は忘れがちですが、文法は意識しながら使っていけば口が慣れてきます。
https://hiderick.com/beforeworkoverseas/
まとめ
1、英語力のない上司
→海外勤務をした時に英語のできない上司がいました
2、英語力のない上司の海外で乗り切る方法
①英語を使わない仕事をする
→自ら英語を極力使わない仕事を選び、英語は現地スタッフにやらせる
②日本人を見つける
→取引先に日本人の知り合いを作ってその人宛に連絡する
③日本語のできるローカルスタッフを使う
→日本語のできる現地スタッフを指示をする
3、英語力がないことで失敗する上司
①日本食レストランにて
→天ぷら御膳+天ぷらになる
②”ON”使いがち
→お客様の上と机の上には乗らないように
③英語ができないのに通じないとキレる
→メンタルの強さは必要
Nさんの名誉のためにお伝えしますが、できなかったのは英語で仕事はできる方でした。
英語ができないことでいじられることはあっても、現地スタッフからの信頼もあったので、仕事を指示したらちゃんとやってもらえる環境でした。
今回紹介したのはほんの一部ですが、英語ができなくても海外勤務をしていたNさんを紹介しました。
海外勤務を命じられたという方、こんな方法があるというのを知って少しでも安心してもらえたらなと思います。
こうならないように勉強がんばりましょう〜
ヒデリック