こんにちは、ヒデリックです。
「大学の時に教員免許を取って、一般企業に就職したけど、今から教師になれるかな?」
「今の仕事は本当にやりたい仕事じゃない。教師になりたい」
そう考えているペーパーライセンスの教員免許をお持ちの方はいませんか?
こちらのブログでは、民間企業から学校の先生になる方法と筆者ヒデリックの経験からニートから学校の先生(公務員)になった方法を紹介します。
ヒデリックは30歳で仕事をやめて、ニート生活を経て、学校の先生になりました。
筆者ヒデリックについて
・大学卒業後8年間一般企業で勤務
・期限付き任用で1年間公立中学校で勤務
・任期終了後学校法人に転職
こんな人に読んで欲しい
・民間企業から学校の先生になる方法を知りたい人
・期限付き任用採用について知りたい人
・ニートから公務員になった方法を知りたい人
1、民間企業から教員になる
1、民間企業から学校の先生になるには
①教員免許を取得する
・大学などで教職課程を履修し卒業する
教員免許を持っていない人は、科目履修生や大学院、または大学(通信制もあり)で教員免許状を取得することがファーストステップになります。
他にも教員資格認定試験や特別免許状などはありますが、実体験が伴わないのでここでは割愛させていただきます。
②教員採用試験をを受験し合格する
公立の教員になる場合は、各都道府県の教員採用試験に合格する必要があります。
①筆記試験
(1)教職教養
(2)一般教養
(3)専門教養
(4)論作文
②面接試験(+実技試験)
というのがごく一般的な民間企業から教員になる方法です。
教員採用試験に合格できれば晴れて教員として働くことができます。
ヒデリックが採用されたのは期限付き任用教員でした。
2、期限付き任用教諭
①期限付き任用とは?
期限付き任用とはその名の通り、期限のついた教員です。
簡単にいうと契約社員の教員版です。
基本的には1年間を期限として常勤の教員と変わらない待遇と仕事内容で教員になるとができます。
②期限付き任用教員になるには?
教員採用試験で補欠合格となる。
望んでなる採用方法ではなく、補欠合格となって、名簿に名前が載ります。
それぞれの自治体で教員が足りない場合に、名簿に名前の載っている人に声がかかるという仕組みです。
あくまでも教員が足りない場合にのみ声がかかるので、声がかからないこともあります。
③期限付き任用教員のメリットは?
(1)常勤の教員と変わらない待遇
仕事内容も常勤と同じように担任や副担任、部活動の顧問などの仕事をおこないます。
そのため、給料やボーナスも同じ基準で、有給休暇も発生します。
(2)翌年の採用試験の筆記試験は免除
次年度も採用試験を受けなければいけないのですが、筆記試験が免除になります。
実際の現場に立っているので、面接でも具体的に話ができることも増えるでしょう。
また、校長先生からの評価もある程度考慮されるらしいので、合格率はグッと高くなります。
4、期限付き任用教員のデメリットは?
①いつ声がかかるかわからない
あくまでも補欠合格という立ち位置なので、補欠が出なければ声がかからない。
名簿順に声がかかると言われているので、4月上旬の入学式の2日前に声がかかったという同期もいますし、学校が始まってから声がかかった人もいます。
ちなみに、ヒデリックは4月末から学校に行き、正式採用は5月中旬でした。
そもそも、ヒデリックは教員採用試験を受けていません。
では、どうやって教員採用試験を受けずに期限付き任用教員に採用されたのかについて書いていきたいと思います。
3、ニートから公務員へ
①結論から言うと「コネ」
コネで教師になられたら溜まったもんじゃないと思う方もいると思いますが、これが現実的に行われている採用方法なので、紹介します。
②こうやってヒデリックに期限付き任用の話がきた
ざっくりこんな流れで話が来ました。
①採用された教員が退職。
②期限付き任用の名簿を当たるも候補者がいない。
③教員同士のつながりで心当たりのある教員を探す。
④期限付き任用の経験のあるヒデリックの友人に話がくる
⑤ヒデリックに声がかかる
こうして、ヒデリックに話が来ました。
こう見えてヒデリックは大学時代、教職課程も一生懸命勉強していました。
③こうやって採用された
面接試験
事前に副校長と電話面談があって、その後校長との面接がありました。
ヒデリックは社会人経験が会ったこと、海外経験もあったこともあり採用されました。
正確には、そこから教育委員会に承認されるまで時間がかかりました。
教員採用試験を受けなくても、教員に採用されることもあるんですね。
まとめ
ヒデリックの場合は、採用試験の筆記試験免除というメリットを使うことができないタイミングでの採用だけでなく、採用試験の申し込みが終わっていたので、期限の1年だけで教員生活を送りました。
民間企業⇨公務員⇨民間企業
という道を進んでいますが、やりたかった教員になることができましたし、大学時代大変な思いをして取った教員免許を使ったことで、大学時代に頑張っていたヒデリックにも胸を張れます。
民間企業で働いている今も、自分が学生の頃お世話になった先生から教員が足りてないからやらない?と声をかけてもらえることがあります。
コネというのは教員の世界でも大事なんですね。
ヒデリック